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慰安婦崇拝 (住職のブログ

2018/01/31 (水) くもり

1月10日、韓国の文在寅大統領は、2015年12月の日韓慰安婦問題に対する不可逆合意が、最終合意でないことを表明した。これで、ゴールポストを三度動かしたことのなる。朝日新聞が、この問題を取り上げてから四半世紀以上たつが、まだまだ尾を引きそうである。朝日新聞は、当時慰安婦問題の発端となった本を書いた吉田清治を持ち上げ、この問題を熱心に取り上げた。これほど大ごとになるとは考えていなかったのかも知れないが、結果的には日韓関係を最悪にしてしまった。余談になるが、吉田清治著「私の戦争犯罪」-朝鮮人強制連行ーは、1983年定価1500円で出版されたが、今アマゾンでは3万円近い値段で売られている。疑書と言われている古書の値段としては破格であり、それだけ注目度が高いことを意味してる。
その慰安婦問題で反日に勤しんでいる韓国は、北朝鮮には極端な宥和政策を取り、ひたすらご機嫌を取っている。国連が中心となって構築した北朝鮮包囲網を、当事者である韓国が破れば北朝鮮の思うツボで、日米にとっては痛手となる。そして、日韓関係は慰安婦問題がトゲとなり、この難局を乗り切ることができるか心配になる。韓国は国家存亡の危機で、日本と揉めている余裕はないはずである。しかし、韓国のことわざに「先祖崇拝をしすぎて国が滅んだ」を知れば、なぜそうなのか少しは理解できるかも知れない。日本も先祖崇拝では同じだが、韓国儒教の先祖崇拝は想像を絶する徹底ぶりである。
日本では、ご先祖の法事は1周忌3回忌と続き、その後は4年6年おきに行い33回忌で終わりで、これを弔い挙げ・弔い修めという。しかし、韓国の法事は祭祀(チェサ)といい、5代前までのご先祖の命日ごとに毎年行い、年10回は法事を行うことになる。これでは人・物・金・時間をすべてご先祖に取られてしまい、子孫が立ち行かなくなり、国が滅んでしまうという悲劇である。先祖崇拝は大切なことだが、やり過ぎれば弊害になるという教訓である。韓国は、慰安婦問題しかり北朝鮮問題しかり、何でもやり過ぎる傾向がある。それを端的に表しているのがこのことわざで、先祖崇拝を国を亡ぼすまでやってしまうのである。今度は、「慰安婦を崇拝しすぎて国が滅んだ」とならないことを願っている。
論語の教え「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を忘れないでほしいものである。

貴乃花親方に想う2 (住職のブログ

2017/12/31 (日) くもり

12月28日、日本相撲協会は臨時理事会を開き、貴乃花親方解任2階級降格を決議した。理由は、巡業部長でありながら、秋巡業中の暴行事件の報告義務を怠った事である。それにしても、巡業部長の弟子にモンゴル人横綱三人が勢揃いし、暴行をはたらくとは、理由は何であれ無謀である。日本人横綱であれば、相撲協会NO3で現役時代ガチンコ相撲でならした貴乃花親方の弟子に暴力をふるえば、面倒なことになるのは容易に察しが付くだろう。この、2ヶ月余りのテレビのワイドショウの盛り上がりを見れば予想どうりで、最後はガチンコに相撲協会の方が切れてしまった。
八角理事長が記者会見で「理事の忠実義務に著しく反するのものと言わざるを得ない」と述べ、「忠実義務」という聞きな慣れない言葉が出てきたので、少々驚いた。ようするに、貴乃花親方の頑固さに手を焼き、堪忍袋の緒が切れたということだろう。しかし、よく考えてみれば、「忠実義務」は横綱白鵬にも当てはまる。九州場所の嘉風との結びの一番、自ら物言いを付け土俵下で1分以上も抗議をする醜態は二度と見たくない。伝統ある大相撲に対し「横綱の忠実義務に著しく反するものと言わざるを得ない」と考える。あの姿は、横綱の品格を著しく汚し、行司並びに審判そして大相撲ファンを愚弄するもので、ただ体の大きな駄々っ子であった。
今回の臨時理事会の決定は、大相撲に対する「忠実義務」より相撲協会に対する「忠実義務」の方が罪が重いことを示しているが、本当にそうなのだろうか。大相撲ファンの立場からいえば、今回の処分はバランスを欠いている。八角理事長や白鵬が報酬減額で、貴乃花親方は理事解任2階級降格では厳しすぎる、二人と同じような報酬減額がせいぜいである。相撲協会の感情的な処分は、大相撲ファンの反発を買い、来年もこの問題は尾を引くことになるだろう。
それにしても、勝てばよいという白鵬の相撲は、相撲協会に何とかしてもらいたいものである。貴乃花親方の一番の不満は、白鵬を抑えきれない相撲協会の弱腰にあると思っている。

貴乃花親方に想う (住職のブログ

2017/11/30 (木) くもり

11月26日、大相撲九州場所は、横綱白鵬40回目の優勝で幕を閉じた。本来ならば、白鵬のこの前人未到の大記録が、さんぜんと輝くはずの場所であった。しかし、横綱日馬富士の貴ノ岩への暴力事件、白鵬自身の物言いをつけ異議を唱えた醜態・千秋楽の振舞い、そして場所後の日馬富士の引退発表で、大記録もどかにすっ飛んでしまった。相撲協会にとっても、ようやく盛り上がってきた大相撲人気に、水を差す結果となり、非常に残念な九州場所になってしまった。
日馬富士の暴力事件は、本場所中にも拘わらずテレビのワイドショ-に恰好の話題を提供し、様々な憶測を呼ぶこととなった。貴乃花親方が「本場所中なので場所後にお話します」と言えば、こんなに大きく報道される事もなかっただろう。親方の頑なな対応が、このような事態を招いたことは、反省しなければならない。これからどのような対応をするのか、貴乃花親方の一挙手一投足に注目が集まることになる。それにしても、三横綱が揃っていながら、なぜこれ程ひどい暴力行為に及んだのかが、大きな謎である。
貴乃花親方は、横綱昇進時の口上で「相撲道に不惜身命を貫く所存です」と述べ、相撲道に真摯に取り組む姿勢を示していた。不惜身命は、法華経の「質直意柔軟 一心欲見仏 不自惜身命」(質直にして意柔軟に、一心に仏を見たてまつらんと欲して、自ら身命を惜しまず)から取られている。不惜身命は、勝負師としての心構えとしては大切であるが、もう一方「質直にして意(こころ)柔軟に)という前提があることを、忘れてはならない。この二つの言葉をバランス良く包含させるのが、仏の理想の境地である。
今回の騒動がここまで大きくなった一因は、貴ノ岩の師匠であり巡業部長の要職にある、貴乃花親方の「不惜身命」の想いが強すぎたことにあるだろう。巡業部長の立場を考え、説明責任が求められる時代、「質直意柔軟」の対応が必要だったのではないか。そうすれば、もう少し違った展開になったのでないかと思うと、本当に残念である。一相撲ファンとして、貴乃花親方にはこれからも大相撲発展の為、尽力される事を願うのみである。



 

希望の党 (住職のブログ

2017/10/31 (火) くもり

10月22日、国の舵取りをまかせる政権選択選挙である、衆議院選挙が台風直撃の中行われた。今回の選挙では、小池代表率いる希望の党が台風の目といわれたが、代表の「排除」の一言で逆風が吹き、希望を失う結果に終わってしまったと言われている。反対に、自民党の議席数は、前回と変わらず284の安定多数を獲得した。なぜ、これだけの支持が集まったのか、希望の党の失速が一因かもしれないが、大きく作用したのは好調な経済と北朝鮮の脅威という外部要因であったといえる。基本的に経済が好調な時は、与党に有利なのは世の常である。このような情勢の中で、最大野党民進党の混乱があったにせよ、新党立ち上げは少々疑問が残る決断であった。
小池代表は、昨年の東京都知事選挙と今年の東京都議会選挙で自民党に圧勝し、その余勢をかって希望の党を立ち上げ国政に打って出た。小池旋風が今回の選挙でも続くという読みが、驕りや慢心を生み、その結果惨敗につながり、政権奪取の夢がついえた。冷静に考えれば、東京都知事選挙や東京都議会選挙は、日本の首都とはいえ一地方選挙であり、国の安全保障や外交は問われない。しかし、今回の衆議院選挙は、北朝鮮のミサイルがいつ飛んでくるかわからない状況の中での選挙で、これまでの選挙とはまったく意味合いが違うという認識に欠けていた。この国難の時、国の安全保障や外交をできたての新党に国の命運を託す事ができるのか、選挙結果は国民の良識を示したといえる。
それでは、今回の選挙で良かったことといえば、民進党内の保守派とリベラル派の色分けがはっきりしたことだろう。理想の政界再編は。自民党も交えた中道左派と中道右派の2大政党になり、より左の少数政党とより右の少数政党という、バランスのとれた姿が望ましいと考えている。今回の選挙がその出発点となり、希望の党が2大政党の一方の核になることができるのか、今回の失敗を財産にできるのか、初の女性首相を目指す小池代表の手腕が問われる。

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