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韓国の迷走 (住職のブログ

2018/11/30 (金) 晴れ

11月21日、韓国政府は2015年12月の日韓政府間合意で、慰安婦問題の最終的不可逆的解決をするために設立された「和解・癒し財団」の解散を発表した。それに対し、安倍首相は「国際的約束が守られなければ国と国との関係が成り立たなくなる。韓国に責任ある対応を望みたい」と述べた。韓国政府は、再交渉を求めないと言いつつ、沈黙を守っている。同じように、先月30日の元徴用工裁判における、大法院の判決に対しても、今だに対応策を示していない。これからどうするのか、文在寅大統領の判断が待たれる。
元徴用工問題は、今までの慰安婦問題への対応を見れば、ある程度予測がつく。最初は、民間資金による「アジア女性基金」を設立し、慰安婦に対し見舞金を支給する方法が取られた。その後、民間資金ではだめで日本政府の公的資金でなければならないと言いだし「和解・癒し財団」が設立された。そして今回、謝罪の仕方が悪いということで、一方的に解散してしまった。元徴用工問題も、同じような経過をたどるのか、注視しなければならない。しかし、「柳の下にいつも泥鰌は居ない」のことわざのように、日本も慰安婦問題で学習しているので、韓国も新たな一手を考えなければならず、時間がかかっているいるのだろう。どのような対応をするのか、注目である。
それでは、なぜ韓国が次から次に反日するのか考えてみよう。その根源は、徹底した反日教育の賜であると思っている。日本は悪であるので、悪を正すためには何をやっても許されるという、土壌が生まれた。そこから、韓国のやることは「正義」で、日本の悪を正しているという,思い込みが育った。それは、日本側から見れば「反日」なのだが,韓国側から見れば「正義」なのである。日本では、正義を振りかざせば胡散臭い人と思われがちだが、儒教の韓国では正義は絶対なのである。例えれば「水戸黄門が韓国、印籠が正義、悪人が日本」ということになる。日韓関係は、韓国の反日教育が改められない限り、今後もギクシャクし続けるだろう。
韓国にとって、良好な日米関係なくして繁栄はないと思うのだが、文在寅大統領の外交は、北朝鮮一辺倒になっている。この状況が続けば、19世紀末の李氏朝鮮の迷走にならないか、心配になってくる。今は、韓国の幸運を祈るのみである。




 

暗雲の東アジア (住職のブログ

2018/10/31 (水) 晴れ

10月30日、韓国大法院(最高裁判所)は、新日鉄住金に元徴用工一人当たり1億ウオン(約1000万円)を支払うよう命じる判決を下した。日韓関係は、慰安婦問題・旭日旗問題そして今回の判決と、ますます難しくなっている。今回の判決の最大の問題点は、1965年の日韓請求権・経済協力協定を根底から否定するものとなった事である。これも、国を挙げて取り組んできた反日教育の結果の、賜なのだろう。「先祖崇拝をしすぎて国が滅んだ」お国柄なので、今度は「反日をやり過ぎて国が滅んだ」とならないか心配である。
2005年廬武鉉政権は、請求権問題で慰安婦・サハリン残留韓国人・原爆被害者の問題は例外として、徴用工の問題は解決済みとした。日本は、日韓請求権・経済協力協定が結ばれた時、韓国に賠償金として無償で3億ドル、2億ドルを低利融資すると定めた。この他にも、3億ドルの民間借款として低利融資された。因みに、1965年当時の韓国の国家予算は3.5億ドルであり、国家予算に匹敵する額が無償で支払われた。有償を入れれば、2倍以上の額が援助されたことになる。
日韓請求権・経済協力協定の第2条3項には、今後韓国政府と国民は、日本に対し一切の賠償請求できないと定められている。故に、慰安婦・サハリン残留韓国人・原爆被害者に対する補償は、本来韓国政府がやるべき事案であった。しかし、日本政府は日韓関係の重要性に鑑み、補償金を支払った。これらの配慮が前例となり、反日感情が相俟って、今回の判決となったといえるだろう。このようなことが繰り返えされれば、日本での嫌韓感情が高まり、両国関係に悪影響を及ぼすだけである。今回の判決を奇貨として、日本政府は毅然とした対応をしなければ、将来に禍根を残すことになるだろう。
今や、米中関係も風前の灯火であるが、日韓関係も同様に先が見通せなくなった。米国・日本に共通するのは、中国も韓国も豊かになれば、普通の国になるだろうと考えていたことである。しかし、現実には中国はより強権的になり、韓国はより反日的になり、日米の思惑通りには行かなかった。米国の対中政策が劇的に変わったように、今回の元徴用工に対する判決は、日韓関係を劇的に見直す良い機会になったと捉えなければならない。

宗教と政治 (住職のブログ

2018/09/30 (日) 雨

は9月20日,秋の彼岸の入り日、自民党総裁選挙が行われ、安倍総理がダブルスコアで、石破元幹事長を破り、連続3選を決めた。自民党総裁の任期は3年で、3選までとする党規約があるので、アクシデントがなければ9年間の長期政権となり、歴代トップの桂太郎を抜き、最長政権となる。任期3年・3選・9年までとする規約は、結婚式の三々九度のように、先祖崇拝の国には絶妙だと思っている。
なぜなら、3は先祖崇拝を象徴する数字で、先祖の祭祀を継承していくためには、父・母・子供一人の3人が必要である。キリスト教等の一神教は、唯一神が絶対なので1から始まるが、日本の宗教の元となる先祖崇拝は3から始まる。そこに、日本人が「1」より「3」が好き、王より長嶋が好きだった理由ではないかと、秘かに思っていた。お寺で、お線香は1本でいいよといっても、3本あげたがる人が多いように、3は日本人には馴染むようである。
それでは、9という数字は何を意味するかといえば、9は黄金数といわれ、これ以上の数字はなく、後は0~9の組み合わせできりがなくなる。そこに、先祖の年回法要の第33回忌を、「弔い挙げ」といわれる理由があると思われる。亡くなってから49日忌までを中陰法要といい、100ケ日忌・1周忌・第3回忌・第7回忌・第13回忌・第17回忌・第23回忌・第27回忌・第33回忌と計9回の年回法要となる。つまり、ご先祖の年回法要を9回すれば、ご先祖に対し最高の礼を尽くしたことにしたのだろう。
お隣の朝鮮には、5代前つまり100年以上前までのご先祖の祭祀を、毎年祥月命日に行う慣習があり、それを皮肉って「先祖崇拝をしすぎて国が滅んだ」ということわざがある。先祖を敬うことは良いことだが、やり過ぎれば弊害となることを教えている。日本は、朝鮮を反面教師として、第33回忌をもって区切りにしたのだろう。韓国が、歴史(過去)問題にこだわり過ぎる一因に、宗教(j儒教)があることを忘れてはならない。
仏教には、「少欲知足」という教えがあり、何事にも欲張りし過ぎることを、諫めている。

 

山門建立と夢 (住職のブログ

2018/08/31 (金) 雨

8月20日、当山のお施餓鬼法要が檀信徒と共に営まれた。今年は、日蓮聖人御降誕800年記念事業として計画された、「山門建立」の工事が行われているせいか、参列者は例年よりも多かったようである。山門は、今年12月に完成予定であるが、働き方改革の影響もあるのか、工事は少々遅れ気味である。当山も、今まで多くの工事を行ってきたが、今回の働き方を見ていると朝8時から夕方5時までと時間厳守で、時代の変化を感じさせられる。
この山門は、昨年檀家の方から寄進された、身の丈7尺の不動明王像と愛染明王像を安置するために、建立されるものである。不動明王と愛染明王は、法華経の守護神として、日蓮聖人が大切にされた神様である。山門の名称は、法華経を依経とする日蓮宗のお寺なので、「霊鷲門」(りょうじゅもん)とすることにしている。お釈迦様が法華経を説いた所が、インドの「霊鷲山」というお山だったことに由来する。これは聖なる理由であるが、もう一つ俗なる理由がある。
その俗なる理由とは、「霊鷲門」には「鷲」(ワシ)の漢字が入っている。地元のプロ野球チームの名称は楽天イーグルスでワシ,プロサッカーチームはベガルタ仙台で、そのマスコットであるベガッタ君もワシである。どちらのチームもワシに縁がある。山門にワシの漢字が入っていれば、将来イーグルスファンやベガルタファンがお参りしてくれるのではないかという淡い期待もある。そんな夢の実現を目指し、お檀家には山門完成後にインスタグラムに投稿してもらうようお願いしている。どんな結果がでるのか楽しみにしている。
日蓮聖人御降誕800年は3年後の2021年であるが、2031年の日蓮聖人第750遠忌までには、何とかこの夢をかなえられればと思っている、今日この頃である。

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