住職のブログ

証人喚問と忖度 (住職のブログ

2018/03/31 (土) 快晴

3月27日、佐川前国税庁長官の証人喚問が、衆参両院の予算委員会で、それぞれ実施された。昨年2月に発覚した、森友学園への国有地8億円値引き売却を巡る問題、そこから派生した財務省の決算改ざん問題が追及された。佐川氏は、刑事訴追を受ける可能性を理由に、ほとんどの質問に証言拒否を繰り返した。ただ、その中ではっきりしたことは、安倍総理・昭恵夫人・麻生大臣等の政治家の関与がなかったということである。結局、真相解明は検察当局に委ねるしかない。国会は、本来の仕事である予算審議や必要な立法の成立に、尽力してもらいたいもののである。
もともと「森友問題」は、現在詐欺罪で被告となっている籠池氏を、朝日新聞が取り上げたことに始まる。これは、日韓関係のトゲとなっている慰安婦問題と、共通する所がある。1990年前後に朝日新聞は、「私の戦争犯罪」-朝鮮人強制連行―を書いた吉田清治をひんぱんに取り上げ、慰安婦問題を捏造し、著しく国益を毀損させた。そして、日韓関係を壊して日本国内に嫌韓感情を蔓延させる一因となった。「森友問題」も「慰安婦問題]と同様に、怪しげな人物の証言を鵜呑みにし、記事を書いたことに起因する。クオリティーペーパーと言われる新聞が、このような人物の証言を疑わなかったことが、不思議でならない。本来ならば、もう少し慎重に吟味する必要があった。
今回の証人喚問も、「うそを言ったらあかん」と悪い冗談としか思えない籠池被告の証言をもとに、野党は安倍総理・昭恵夫人・麻生大臣への忖度を追及したが、結局、政治ショウーで終わってしまった。「森友問題」で度々使われた「忖度」は、マスコミのおかげで昨年の流行語大賞に選ばれた。「忖度」が、このように有名になったので、一つ説明してもらいたいことがある。それは、朝日新聞の社旗が、なぜ韓国に批判されないのかという、ミステリーである。韓国は、旭日旗やそれに類したものに敏感に反応するが、朝日新聞の社旗にだけは反応しない。これは「忖度」なのではないか、この機会にマスコミに真相解明してもらいたいと思っている。

 

平昌オリンピック (住職のブログ

2018/02/28 (水) 晴れ

2月25日、平昌オリンピックは日本の冬季オリンピック史上、最多のメダル13個を獲得し閉幕した。前半戦は、風と寒さにたたられどうなるか心配だったが、17日の羽生の金メダル第1号を境に、流れが変わった。そして、天候も安定し日本選手のメダルラッシュとなった。66年ぶりに2連覇を達成した羽生の演技は、ケガを感じさせない切れ味と優雅さで、日本刀をイメージさせるものであった。そして、フリーの曲「SEIMEI」で舞う羽生は、千年の時を経て伝説の陰陽師・安倍晴明の化身のようにも思えた。
羽生の金メダルは、それまでの日本選手団の重苦しい空気を振り払い、選手達に勇気と自信を与えた。その後の結果を見れば、その効果がいかに大きかったかがわかる。マンガ・テレビ・映画で大活躍する安倍晴明は、今の若者にとって身近な存在のヒーローであり、羽生が興味を持っても不思議ではない。そんな時代背景が「SEIMEI」の選曲となり、その晴明の魔力が金メダルへと導いたのかも知れない。
今回のオリンピックは、見所が多く私達を大いに楽しませてくれた。その中で、興味深かったのは最強のオランダを破り、金メダルを取った女子団体パシュートであった。1回戦で「待って待って」とミスをカバーした日本チーム、「置き去り」のミスをカバーしなかった韓国チーム、国民性の違いが如実に表れた場面であった。それは、セオウル号沈没事故の時、船長が乗客の高校生を「置き去り」にした場面を思い出させた。「置き去り」にした選手に対するバッシングは、日本人の想像を超える激しいもので、最後は国旗を前に氷上で土下座をする事態となってしまった。全世界に放映されるオリンピックで、この映像がもたらす韓国へのイメージを考え、もっと冷静になれなかったのか残念である。
様々なドラマを生んだ平昌オリンピックであったが、一番驚いたのは金3個・銀1個・銅1個の合計5個のメダルを取った高木姉妹である。前々回のオリンピックに出られなかった姉、前回のオリンピックに出られなかった妹、3度目の正直で姉妹揃って出たオリンピックでメダル量産とは、何とも神がかりであった。この勢いと感動を、2年後の東京オリンピックに繫げてほしいものである、期待したい。

慰安婦崇拝 (住職のブログ

2018/01/31 (水) くもり

1月10日、韓国の文在寅大統領は、2015年12月の日韓慰安婦問題に対する不可逆合意が、最終合意でないことを表明した。これで、ゴールポストを三度動かしたことのなる。朝日新聞が、この問題を取り上げてから四半世紀以上たつが、まだまだ尾を引きそうである。朝日新聞は、当時慰安婦問題の発端となった本を書いた吉田清治を持ち上げ、この問題を熱心に取り上げた。これほど大ごとになるとは考えていなかったのかも知れないが、結果的には日韓関係を最悪にしてしまった。余談になるが、吉田清治著「私の戦争犯罪」-朝鮮人強制連行ーは、1983年定価1500円で出版されたが、今アマゾンでは3万円近い値段で売られている。疑書と言われている古書の値段としては破格であり、それだけ注目度が高いことを意味してる。
その慰安婦問題で反日に勤しんでいる韓国は、北朝鮮には極端な宥和政策を取り、ひたすらご機嫌を取っている。国連が中心となって構築した北朝鮮包囲網を、当事者である韓国が破れば北朝鮮の思うツボで、日米にとっては痛手となる。そして、日韓関係は慰安婦問題がトゲとなり、この難局を乗り切ることができるか心配になる。韓国は国家存亡の危機で、日本と揉めている余裕はないはずである。しかし、韓国のことわざに「先祖崇拝をしすぎて国が滅んだ」を知れば、なぜそうなのか少しは理解できるかも知れない。日本も先祖崇拝では同じだが、韓国儒教の先祖崇拝は想像を絶する徹底ぶりである。
日本では、ご先祖の法事は1周忌3回忌と続き、その後は4年6年おきに行い33回忌で終わりで、これを弔い挙げ・弔い修めという。しかし、韓国の法事は祭祀(チェサ)といい、5代前までのご先祖の命日ごとに毎年行い、年10回は法事を行うことになる。これでは人・物・金・時間をすべてご先祖に取られてしまい、子孫が立ち行かなくなり、国が滅んでしまうという悲劇である。先祖崇拝は大切なことだが、やり過ぎれば弊害になるという教訓である。韓国は、慰安婦問題しかり北朝鮮問題しかり、何でもやり過ぎる傾向がある。それを端的に表しているのがこのことわざで、先祖崇拝を国を亡ぼすまでやってしまうのである。今度は、「慰安婦を崇拝しすぎて国が滅んだ」とならないことを願っている。
論語の教え「過ぎたるは猶及ばざるが如し」を忘れないでほしいものである。

貴乃花親方に想う2 (住職のブログ

2017/12/31 (日) くもり

12月28日、日本相撲協会は臨時理事会を開き、貴乃花親方解任2階級降格を決議した。理由は、巡業部長でありながら、秋巡業中の暴行事件の報告義務を怠った事である。それにしても、巡業部長の弟子にモンゴル人横綱三人が勢揃いし、暴行をはたらくとは、理由は何であれ無謀である。日本人横綱であれば、相撲協会NO3で現役時代ガチンコ相撲でならした貴乃花親方の弟子に暴力をふるえば、面倒なことになるのは容易に察しが付くだろう。この、2ヶ月余りのテレビのワイドショウの盛り上がりを見れば予想どうりで、最後はガチンコに相撲協会の方が切れてしまった。
八角理事長が記者会見で「理事の忠実義務に著しく反するのものと言わざるを得ない」と述べ、「忠実義務」という聞きな慣れない言葉が出てきたので、少々驚いた。ようするに、貴乃花親方の頑固さに手を焼き、堪忍袋の緒が切れたということだろう。しかし、よく考えてみれば、「忠実義務」は横綱白鵬にも当てはまる。九州場所の嘉風との結びの一番、自ら物言いを付け土俵下で1分以上も抗議をする醜態は二度と見たくない。伝統ある大相撲に対し「横綱の忠実義務に著しく反するものと言わざるを得ない」と考える。あの姿は、横綱の品格を著しく汚し、行司並びに審判そして大相撲ファンを愚弄するもので、ただ体の大きな駄々っ子であった。
今回の臨時理事会の決定は、大相撲に対する「忠実義務」より相撲協会に対する「忠実義務」の方が罪が重いことを示しているが、本当にそうなのだろうか。大相撲ファンの立場からいえば、今回の処分はバランスを欠いている。八角理事長や白鵬が報酬減額で、貴乃花親方は理事解任2階級降格では厳しすぎる、二人と同じような報酬減額がせいぜいである。相撲協会の感情的な処分は、大相撲ファンの反発を買い、来年もこの問題は尾を引くことになるだろう。
それにしても、勝てばよいという白鵬の相撲は、相撲協会に何とかしてもらいたいものである。貴乃花親方の一番の不満は、白鵬を抑えきれない相撲協会の弱腰にあると思っている。

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